もう大体終わりということで総括。

7月12日金曜日。怖いのであとでチケットを見直すけど、たぶんあと3日残っていて、明日はクドゥグに出張することにしたので、ほぼ今回の調査も終わり。なので、今回の調査を総括する。

FBからブログに戻って、あとで見直せるようにと思って、データの切れ端から愚痴まで垂れ流してみたけど、なんせ愚痴の多いこと。お見苦しい。

でも、ちょっと読めばその時の感情の一部がよみがえってくる。調査というか、調査助手が多少おかしな方向に動き出したのをうまく止められなかった。これは僕のフランス語力としっかり方針を打ち出せなかったことが原因。改善しなければならない点①。

カセーナの家屋の調査は2日間ではやはり中途半端。しかし、1月の時にカネの亡者のような村に比べればいい村が見つかったこと、この村が犬山のリトルワールドに展示されている家屋だということが確認できたこと、中尾君を連れていけたことなどなど、収穫は多く、先々に向けて少し光が見えたことはよかった。今年度は無理だと思うけど、来年度か再来年度には1週間か10日ほど滞在してじっくりここを見てみたい。これは簡単なレポートにまとめる。

コーラン学校の調査。計6日間。これも中途半端。調査助手とのやり取りとお互いに納得いくまで話せたので、これは収穫。でも上に書いたように、まだうまく回っていない。結局、次回は4人で行動することになったけど、これは僕ともう一人ゲートキーパーという陣容に戻さないといけない。改善すべき点②。回れた学校は8校。ちょっと少なすぎる。まだデータになるような数ではない。次回はもっとペースを上げて回る。改善すべき点③。しかし、中でも最も大きな収穫は、基礎教育省の方から話が聞けたことで、これは論文を書く上でのバックボーンの一つになりそう。次々回あたりでもう少し深まるかもしれない。

科研費の調査準備。今年の乾季に予定している調査の準備。以前やった時の予算とレポートを入手。こちらの調査の仕方がわかったことと、(今日これから再度交渉に行くけど)協力者も得られ、実現に向けて二歩前進。

文献調査。センサスや教育関係のデータを集めた。これは予想以上の成果だった。帰国後に頑張って処理をすることにする。

アンドロポゴンの調査。ニジェールでの調査が厳しくなって、「保険」の意味でのBam県の広域調査。実際のサイトという意味では「?」だけど、可能な範囲でデータ収集をしてみようと思う。いずれにしても、これもレポートにまとめる。

項目で5項目。学会誌への報告書やら論文の校正、あと講義案作成など割とこなせた仕事も多かった。本もたくさん読めたし、コーラン学校の調査がうまく進まなかったのが痛いけど、雨季なのに、それなりに頑張った、ということで、今回はこれにておしまい。また備忘録でした。

にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ
にほんブログ村

コメント

このブログの人気の投稿

【食文化シリーズ】ンゴレ

【日本のアフリカン・レストラン】② Tribes(アフリカン・フレンチ)

ブルキナファソで非常事態宣言