あと2週間。何ができるか。

今日はほぼブルキナファソ調査の中日。完全休日にして、好き勝手にやっている。出国してからそろそろ1月になるのだけど、まあ、学会をこなしたり、論文を書いたり、講義の準備をしたり。ブルキナに着いてからもセンサス集めは比較的うまくいっていて、帰ってからの情報処理さえやればそれなりに成果は上がっていそうなのだけど、ブログで散々書いてみたけど、肝心のフィールドワークはあまり満足のいくものではない。

1年ちょっと、フィールドワークとしてはあまりに散漫なものだけど、ニジェールの村でやってみて、都市でのフィールドの難しさみたいなものはここへきてひしひしと感じる。難しさはテーマの多さなのだったり、都市で揉まれた人のあたりの強さだったりする。ないものねだりだけど、村の調査はそれは静かに進む。都市に比べれば社会構造もシンプルなので、都市のようにあっちにもこっちにも気を使いながらやる必要もない。あと、僕がニジェールでフィールドとしていたところで調査を手伝ってくれていた人が適度に外部者にも拘わらずその地域を熟知していたというアドバンテージもあった。

愚痴っぽくなってきたけど、今回の調査は、①フィールドワーク3割、②いただいた科研費で目論んでいるストリート・チルドレンの統計を取る調査の打ち合わせ3割、③あとはプロジェクトのアンドロポゴン調査のできそうなところを探すのが3割、④あと1割は文書資料の蒐集が目的だった。まあ、この最初のフィールドワーク、ちょっと欲張り過ぎたこともあって、これでずいぶん消耗しているのだけど、まあ、とにかく半分の日程が過ぎ、①が半分終わり、②が明日あたりが山場で、③が今週末から、④が終わった、というあたり。毎回100%は無理だけど、とりあえず少しでもめどが立つといいんだけど。

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