【フィールドワーク】セネガル料理教室開催

 

チェブ・ギナールの出来上がり!

セネガル渡航の際にもお世話になった、Keur Seigne Toubaの料理人、アリさんと温めていた「セネガル料理教室」、20名の参加者を得て無事に終了しました。

今回の企画は、Keur Serigne Toubaを会場として、大学生を中心とした参加者を募りました。埼玉開催にも関わらず、京都精華大学の学生5名が参加。その他、研究仲間の若林チヒロさんのゼミ生、東大や東京外大などが中心となっているMPJのメンバーなど、様々な大学から参加していただきました。

調理の前に、アイスブレイクとして、セネガルの基本的な情報についての講義を30分ほど、そして、ブルキナファソ研究仲間である神代ちひろさんのイニシアティブで自己紹介、グループ分けをして、いざ調理開始。

アリさんの他、ムスタファさん、デンマさんなどがお手伝いをしてくれて学生たちとワイワイと調理に取り組みました。

ムスタファさんに料理を習う参加者たち
調理が一段落すると、アリさんが「寒いから…」と言って、牛すじのスープを出してくれる。コショウ少な目のとてもやさしいスープに参加者一同、最初の舌鼓。当初は、ファタヤなどを考えていたが、アリさんのアドリブの作戦成功といったところ。

アリさん(中央)の写真が全然なかった…

調理再開後、14:00ころにようやくチェブ・ギナールが完成。

チェブ・ギナール
誰からともなく手で食べ始める学生たち。むしろセネガル人たちがスプーンを使っていて、「反対みたい」と笑いながら、悪戦苦闘、ボロボロとコメ粒をこぼしながら、思ったよりもたっぷり食べていて、ほとんどの皿には、鶏の骨の山が残されていく。

食べ終わると、ボチボチという雰囲気が漂い、セネガル人たちも後は我われが…となりますが、学生たちが自主的に片づけを買ってでて、みんなでお片付け。学生たちは最後までセネガルの人たちと交流しながら作業していました。手前味噌ですが、精華の学生が一番体を動かしていました(0泊2日なのに!)。父ちゃんは誇らしかったですヨ!

学生たちが率先してお片付け

美味しかったです

普段男性たちが厨房に入るこの施設は、元飲食店でありながら、よく見るとかなりまずいところが見つかった。ガス代の鍋置きが割れていたり、ダクトがドロドロ、排水溝もねっとり油が溜まってほとんど詰まっている。あまり施設の維持管理については意識が向いていなかった様子。新しい施設も必要だけど、後で大きな工事が必要になったら元も子もないので、このあたりは皆さんにお伝えせねば、です。


コメント

このブログの人気の投稿

食文化シリーズ「スンバラ飯Riz au Soumbara」

【日本のアフリカン・レストラン】④「Amaging Grace」@草加(ガーナ料理)

素晴らしい祝辞②[立教大学2015、立教新座中高等学校2011]