【セネガルプログラム】サンルイ① Gette NdarとLangue de Barbari
Langue de Barbari |
今年度のプログラムは8月23日のマガル・トゥーバの影響をいかに回避するか、ということが最初のポイントとなった。マガルが落ち着く8月25日過ぎの移動と設定し、結局27日にサンルイに出発した。
Facebookにも書きましたが、一応「海外短期フィールドワーク」というタイトルをつけているので、初歩的な調査を企画しようということを考えており、サンルイをその舞台としました。
現在引率中のプログラムは「海外短期フィールドワーク」という講義名がついています。という
ことを改めて考え直してみて、ちゃんと調査っぽいのも経験してみよう、ということで聞き取り
のマネごとなど。(8月29日投稿)
なぜゲットンダールなのか?コロニアルな建物とヨーロッパ風の店舗とアフリカが混ざるエキゾチックでシャレオツな中洲に比べ、とにかく人の密度が濃く、活気に溢れ、原色の模様を施した船、そして、魚の臭いなど、人間の生の香りがする。私がそういうところが好きだから、というのがその理由です。
2日間の予定で、ゲットンダールを回ることにし、まずは初日。まず雰囲気を見てもらおう、ということで、中州を全体的に…と思い車で南に下り、大西洋を見ましょう、ということで車から降りたところにキオスクが。カフェトゥーバでも…というつもりでいたら、キオスクの店主より、ピローグに乗らないか?というお誘い。
船着き場あたり |
学生たちにも相談すると、二つ返事で乗船することにしました。かなり外洋に近いところからの乗船と思っていましたが、この地形がずっと南の方まで続くのですね。点線のように続く砂洲、砂洲の大陸側は穏やかな河口部が延々と続きます。
この季節は、セネガル川源流でたくさん雨が降るため、その際の土砂が溶け込んで下の写真のような色をしています。
対岸を望む |
そのまま30分ほど進み、Langue de Barbariの南側の島に上陸。
この島、名前が分からないのですが、延々と白い砂浜が続き、この世のものとは思えない景色。学生も我われも言葉を失い、遠くを眺め、学生たちはその後にはしゃいで走り回っていました。
腹のことは言うな |
一面の白い砂浜 |
一生に一度の景色。アフリカでそうした光景をたくさん見てきた気がします。コングシの名もなき山、ニジェールの砂漠の夕日、ケニアの大地溝帯、タンザニアのサバンナの地平線、そんな光景の中の一つとなりました。学生たちのアフリカのイメージの一つになったのではないでしょうか。
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