子ども研究と子育て Vol.13 模倣

2月18日、僕は出張中でいなかったのだけど、無事に貴一朗が1歳を迎えた。それから2週間後、1か月と少しぶりに貴一朗と再会。先週は連れ合いの家族も広島にやってきて、賑やかな1週間だった。賑やかな数日間のあと、久しぶりに3人の静かな生活が始まった。

この間のいろいろな変化は逐次連れ合いから聞いていたけど、聞いていた以上に大きく変わっているような気がする。その大きな変化が、他人を真似したり、他人と同じようにふるまおうとする点に集約されるのではないかと思う。いくつかの場面でそうしたことを感じたので、メモしてみたい。

■食事中
出張前から、お箸であげるのを喜んだけど、匙であげても全然問題なくよく食べていたけど、子ども用のサジからはほとんど食べなくなった。まだ「離乳食」なはずだけど、おかゆ類もほとんど食べなくなってしまい、逆に、僕らと同じようなものを好んで食べる。そして、僕らが食べているもので、見たことがないものを食べていると、ジーッと見つめ、それを小さく切って口に入れると、一瞬怪訝そうな顔をすることもあるけど、何度も同じものを食べようとする(好奇心が強いのかもしれない)。そのため、毎回出てくる炭水化物を食べない、という事態に陥りがちなのだけど、僕らの茶碗からあげたものは、比較的よく食べる。
ちなみに、数日前に僕らが大根ときゅうりのサラダを食べていると、貴一朗はそれを凝視。試しに、キュウリと大根を小さく切って口に入れてやると、それ以来、なぜかキュウリが大好きに。少し便秘気味になることが多いので、まあ、多少なら良いか、ということで時々あげてみている。

■音
花粉症のヒトにとってはつらい季節。僕は全く花粉症ではないけど、たまにはクシャミをする。もちろん、花粉症の連れ合いは、なおのこと。貴一朗は、このクシャミの真似が大好き。「ハックション!」ではなくて、「はふー(ひらがなっぽいので)」なのだけど。

模倣の話ではないけど、「メッ!」という怒った言葉が理解できるようになって、僕は、今日初めてそれを言われて泣き出す貴一朗を目にした。
まったく別の話題ですが、「人の顔色をうかがう」という所作はどんなところから生まれてくるんでしょう?本を散らかす、台所の火の回りを歩き回る。昨夜などは寝かしつけようとするとまだ遊びたい貴一朗はこちらの顔を見ながら「ハフー」「ハフー」という…思わず笑ってしまうと、その日は完全に寝かしつけ失敗。こんな時は、上目遣いに人の顔を見上げながら、こちらが「コラー!」と言うと、どや顔。ダメ、と言われるとわかっていてこちらの反応を楽しんでいるように見える。

貴一朗近影を載せようと思ったけど、最近は写真どころではなく、写真をさぼってた…

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