『聖の青春』(森義隆監督、2016年)
(『聖の青春』公式HP http://satoshi-movie.jp/より) |
【あらすじ】
関西を中心に活躍した棋士・村山聖を松山ケンイチが演じた。聖は幼少のころから腎ネフローゼを患い、入退院を繰り返すが、父の勧めで始めた将棋に没頭するようになる。その後、師匠(リリー・フランキー)と出会い、聖はメキメキと頭角を現し、やがて、東京の羽生善治(東出昌大)の存在を意識するようになる。聖は東京に出て、羽生との対戦を重ねるが、聖の体を病魔がむしばむ。ガンだった。聖は治療を拒み、最後の瞬間まで羽生と戦うことを選択する。
【感想】
松山ケンイチが役作りのために20㎏の体重増をしたことで有名な作品。将棋という、とても静的な競技を中心としたもので、将棋の知識がなくても大丈夫だろうか…と思ったが、これは杞憂。とにかく、松山ケンイチとそのわきを固める、リリー・フランキーや竹下景子(聖の母親)といった、安定のわき役たちとの絡みで十分に見られる。
しかし、テーマ的にあまり興味がなかったので、たぶんもう一度見ることはないだろうけど、悪くはなかった。松山ケンイチと東出昌大の演技は一見の価値がある。
にほんブログ村
コメント
コメントを投稿