「書初め」は遅れ気味の原稿から

僕の大学時代の恩師は、16年間の大学教員時代に書評を一本出しただけ。その分、教育にかける準備はものすごかったけど、今の研究者だったら、まず、問題が起きるレベルに書かなかった。いつか何かを出す…と言いながら、なかなか書けなかったわけだけど、「毎日必ず書く癖をつけないと」ということは言っていた。それが数年前にこのブログを始めた理由の一つなのだけど、5年ほど続けて、多少なり、反射的に日本語が出てくるようになったような気もする。

ブログをやることで、エッセイなどはいくつかの文体のパターンは持てるようになったし、人の文章を読むときに書き手としての実感は手ごたえをつかめるようになってきている気もする。しかし、論文や学術書となると勝手が違う。やはり、それはそれでちゃんと毎日書かねばならないはず。研究をするというのには、調査をしてノートをまとめる、データをまとめる、本を読む、ノートをとる、研究会をやる、学会で発表する、こんな営みがあるのだけど、これらに必ず「+書く」を伴わせないといけないな、と昨今殊によく思うわけです。

一方で、書きたい原稿と書かねばならない原稿と依頼された原稿と、原稿にもいくつかの原稿があって、たぶん後ろから優先順位が高くなっていく。2016年、よーいドンで、依頼原稿x1、書かねばならない原稿x1、書きたい原稿x1。あと、たぶん査読から帰ってくるであろう原稿が1個。依頼原稿が一番きついのだけど、これは諸々の事情で置いていて、とりあえず、さっさと仕上げなければならない、書かねばならない原稿を今年の書初めにすることにした。この原稿、ほかの2、3の原稿を先に仕上げねばならなかった都合で、現時点ですでに予定より1か月遅れ…

こちらのブログ、2015年で180エントリー。今年は+50くらいには増やしていきたいと思っとります。

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