【フィールドワーク2025ー2026】滞在最終日+今回の滞在で食べたものたち

 

Riz au Soumbara(Tanti Propre)
本日で今回の調査の全行程が終了。年末年始を絡ませての調査で、どれくらい動けるかが不安な中、さらには1年半ぶりの調査で、挨拶でもう少し戸惑うと思っていたが、SNSで頻繁にやり取りをしていたため、思ったよりも実質的な調査ができた。もちろん、もう少し丁寧に調べたいこともあったが、9日間という短い間ではこれが精一杯か。公的なデータの収集がままならないことは織り込み済みだが、細かい資料の位置づけがいまいちピンとこない。もう少し概略的な資料が欲しいところ。

調査の内容を少し具体的に言えば、前回からはイスラム系のアソシアシオンに着目しており、状況のアップデートが重要な項目だった。前回の調査でワガドゥグ北部の国内避難民のアソシアシオンにコンタクトが取れており、今回もそこの代表に話を聞けたのは大きな収穫。さらに、ストリート・チルドレン支援のNGOを通じて2か所のアソシアシオン、コミュニティにコンタクトできたことは、この調査自体を広げていくために重要で、次回の調査につながりそうな予感がする。ただ、この時期、役所が閉まっていて統計資料や文書資料にアクセスできなかった。国内避難民関係の資料の収集は、次回の課題といったところ。(UNHCRとかかな…?)

さて、何かもう新しいネタはないのだけど、今回どんなものを食べたかをレビュー。

Atyéké avec Salades et poisson
今回の滞在で2回登場したのが、この写真のアチェケ。1年半ぶりくらいで、今回一番食べたかった料理。バサワラガ通り沿いのセネガレで食した。モチモチの食感で、なかなかのクオリティ。魚とサラダ(もう少し野菜が欲しかったが)を混ぜていただいた。

Atyéké avec Salades et poisson

そして、イマームのお宅にて。スンバラ・スパゲッティ。懐かしい面々で食べる食事、その後のお茶も笑顔の中で。マウルードの祭礼のため、イマームのお父さんがいらっしゃり、この後ご挨拶に行く。

Spaghetti au Soumbara

ホテルはいつものKAVANAで、隣のRestaurant Mame Diallaにも必然的に何度か行くことになる。この日はマフェ。前回より米が増量されているような…マフェは1,000Fcfa。今となってはあまりおつりがないのはありがたいが、ここで食べ始めた当初は300Fcfaだったことを考えると隔世の感がある。

Mafé

その次の日もイマームのお宅でお昼をいただく。リグラ。おいしいのだけど、この辺から少しずつお腹が重くなっていく…

Riz au gras
2025年最後の食事は、Ouedraogo先生が立ち上げたアソシアシオンの年越しパーティでの食事。メンバーのAgnesさんが作ってくれたインゲン(アリコ・ヴェール)の炒め物。私の大好物の一つだ。以前、この時期にコングシに行くと一日に一度は食べていた。味付けを濃くしてもしっかりインゲンの味と香りが残る、とても力強いブルキナの名物だ。

Haricot vert et Spaghetti au Soumbara

年が明け、再びイマームのお宅にて。元旦ということもあり、パーティ料理。スパゲッティ、サラダ、これにチキンやフリットが着けばフルコース。午前中だったこともあり、この日はこれに米料理が追加。そして、この後2軒ほど回らねばならないので、さすがにコントロールして、野菜で米をくるんで食べる、ということであまりたまらないように気を付けた(が、この日の夜激しい下痢に苛まれる…)。

Spaghetti et Salade

一軒はさみ、この日の最後の訪問先はジョセフ・キ-ゼルボ大学のKoné先生のお宅。すでに一度、ご家族と食事をしたが、是非にお宅に、とのことでお招きいただいた。チキンの炙り焼き、魚の香草焼きなど、超豪華ディナー。義父さんのベルナールさん、幼馴染さんとも楽しいひと時を過ごさせてもらいました。

Dinner chez Prof.Koné
この後、完全に食べすぎがたたり、夜はトイレとお友達に…この前の日当たりから正露丸を飲み、ご飯は控えめできていたのだが…帰ってからは、持ってきた日本茶や昆布茶(東横インありがとう!)でおなかを温め、夜のうちに山を越え、朝方はちゃんと空腹を覚えた。コーヒーはよくないだろうと思い、虎の子の味噌汁と買いおいていたパンとチーズで朝食。

そして、その日のお昼は完全復活。以前、アブドゥルに連れてきてもらったMorénaというパドワ交差点そばのスンバラメシ屋にルードヴィックと食事。大皿、鶏一羽付きで6,000Fcfaという、高いんだか安いんだかわからない値段で、ドライバーを含めて3人だったこともあり、スンバラメシをそれぞれ500Fcta、鶏を半羽ということにしてオーダー。ここのスンバラメシはもしかすると一番良いかも。スンバラの味が強烈に強く、一切の妥協無し。シンプルに豆感が心地よい。今後のルーティーンに入れておきたい。

Riz au Soumbara (Moréna)

そして、1月3日。実質的な最終日。翌日、佐藤さんも帰国とのことで、最後の日もご一緒していただき、大使館の柳井さんも交えてプレクスクス。プレクスクスは何度も掲載しているので割愛するが、少し般若湯をいただくこともあり、牛タンのトマト煮込み。ふわふわの牛タン、公邸料理人の佐藤さんが絶賛する仕上がり。ちなみに、佐藤さんいわく、ここのプレクスクスは佐藤さんの経験した鶏料理の中でもトップ3に入るのではないかとのこと。名もない飲み屋だが、プレクスクスといい、大変ハイレベルな料理を出してくれる。

Langue de boeuf 
体調は戻ったものの、翌日暴食は避けたいところ。お昼も遅かったし、お腹空かなかったらスキップしようかな…と思っていたら、そこは老いても私の胃袋。ちゃんと食べたいサインが出る。土曜の夜ということもあり、隣のMame Diallaがやっているかわからなかったが、開いていたらトを食べておこう(今回は一度も食べていない)、と思いいざ。ちゃんと開いていて、トもありました。ソースはオゼイユ(ローゼル草)。思いのほかトがでかくてビビったが、メイズのつるっとしたトだし、オゼイユは少し酸味があり、食欲がないときでも比較的食べやすい。ちなみに、700Fcfa。お腹はちょうどよい感じで帰ってから荷造りができる程度。最後の晩餐として、なかなかよいチョイスだったのではないかと思っている。

Tô avec source oseille

9日間という短い、そして、年末年始を跨ぎ、さらには、1年半ぶりというタイムラグに卒論後にバタバタ出国したこともあり、アンノウンが多かった調査だった。旧友たちから大歓迎を受け、調査にも強力にサポートしてくれたおかげで、悪条件をクリアして余りある成果があったのではないだろうか。ブルキナファソの状況をアップデートすることができたし、これまで何度も聞いた話を改めて聞くことで考えさせられることも多々あった。
そして、少し手薄になりがちなストリート・チルドレンの研究は、ルードヴィックが遠隔でやろう、という提案もあり、この後も少しずつ調査ができそうだし、イスラーム系アソシアシオンと国内避難民の調査も先が開けて来た。3月の調査に向け、まずは、ノートに書ききれいないことも多くあるので、帰国しがてら少しずつ穴を埋め、次の準備を進めていきたい。

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