【日本のアフリカレストラン】番外編① Happy Kebab (クルド/トルコ料理@蕨店)
たまにはアフリカじゃないのも載せたいので、番外編を作ることにしました。
しかし、埼玉は熱い!ぶっ飛んできている気がする。県内では、アフリカ諸国民たちが勢力争いを繰り広げ、クルド人たちはヘイトと戦い、トルコ食材店にはアフリカの人がモノを買いに来るし、何ならキャッサバを作る農家もいる。ガチンコのセネガル料理やガーナ料理が食べられ、何ならアフリカの調味料などなんでも揃ってしまう。わざわざ京都から行くのは面倒なので、本当は埼玉に引っ越したいとすら思ってきています。
さて、訪れたHappy Keban、いろんなところにありそうな一般的なケバブ屋さんと思いきや、何とクルドの人たちが営まれている。そして、ここのところ様々なところでニュースになっているクルド人ヘイトの起こっている場所でもある。このことは、いずれどこかで書いてみたいと思います。
さて、今回もガーナ料理店を案内してくれたヒロさんと、クルド人をサポートしているヌクイさんがご一緒。詳しい方がいらっしゃる時はすべてお任せ。
はじめに前菜の盛り合わせ。この辺りの前菜というか、惣菜の多くは、「酸味」がベースになっているではないだろうか。酸味と言っても、何かのビネガーやレモン、ヨーグルトのもの。それに素材の味が絡み合い、塩味は多くの場合それほど感じない。下の写真の盛り合わせ、色味は大変美しいですよね。材料、一つ一つ確認できませんでしたが、紫のものは紫キャベツ、緑はオリーブ、白はヨーグルトとおそらくひよこ豆、後はナスなども使われていました。
この辺の料理と言えば、マメのスープ。レンズ豆のスープでしたが、よく食べるものよりも酸味が薄く、とてもマイルドな飲み口でした。
ケバブのセットにピタパン。これがこの日のメイン。肉はマトンです。あまり気にして食べたことはなかったですが、
「ドネルケバブに使われるのは、牛肉、羊肉、鶏肉です。本場トルコでは、肉汁滴る“お肉=エトゥ(Et)”、脂少なめでさっぱり味付けされた“チキン=タヴック(Tavuk)”の2種類から選ぶのが一般的です。
- お肉(エトゥ):牛肉75%+子羊20%+尾脂(羊の尾の脂)5%の割合が一般的で、牛肉はモモ肉が使われます。
- チキン(タヴック):胸肉もしくはモモ肉が使われます。」
なんだそうです。へーへーへー。
「油滴る」もおいしさの規準らしくて少し自信を持ちます。やっぱり脂身があるほうがうまい。
「ピザ」と書かれていましたが、「ピデ」でしょうか。トルコ料理の定番中の定番。チーズがたくさん乗っていて、こちらもなかなか。お酒を飲んでいないこともあり、3人で2000円弱となかなかリーズナブル。
「クルド」、最近ではあまりよい話が聞こえてきませんが、お店の人たちの人懐っこさや気遣いはとても温かく、もっとお話しがしたいと思わせるものでした。埼玉に訪れた際にはぜひ訪れてほしいお店の一つです。
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