【子ども学と子育て】Vol.25 お弁当づくり

 

今シーズン最後の弁当。野菜少な目。

貴一朗は小学校の3学期が終わり、それ以来2週間は給食がないので、お弁当生活でした。私自身も本学の学食はすでに食べ飽き、職場の変わった自分の分と連れ合いの分も含め、この間、作り続けました。

まさかキャラ弁など作れるわけもありませんし、全て手作りということもできないので、冷凍食品なども適当に使い、オカズが前の日と被ったりしながらでしたが、何とか最終日を迎えました。最終日の今日は貴一朗のリクエスト弁当。チャーハン、メンチカツ、卵焼き、ちくわキュウリ、ミニトマト(なかなかのハイカロリー…)とちょっとお野菜(写真)です。

そもそも料理を作るのは好きなので、それほど苦痛ではないだろうと高を括っていたのですが、普通の料理と弁当の料理がこうもちがうものか、というのを痛感しました。汁が出ないようにする、隙間を埋められるオカズをいくつか用意しておく、少しは彩りを考える(放っておくと茶色くなる…)、などなど大変でしたが、いろいろ勉強になりました。

夜布団に入ってから翌日のお弁当のことを相談して、眠りにつく。料理に関心を持った貴一朗に包丁を持たせる、味見をしてもらって一緒に調整する、などなど、大変な中で、こうした時間はとても楽しいものでした。僕が感想を聞きたがるからか、夕飯を食べながら反省会。「今日はちょっと塩辛かった」とか、「あのおかず、ちょっと苦手な味付けだった」とか、正直に言ってもらえるので、「パパ、あれまた作って」の感激は大きい。

先週、新学期が始まり、貴一朗は4年生になりました。だんだん少年になる彼がいつまで弁当を楽しんでくれるんでしょうね…とにかく、空腹で生活に障害がでないように、そして、仮にも「食」で何本も論文を書いている身。食から社会に関心を持ってくれたら、望外に喜ばしいです。

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