鞍馬の火祭 第2章 火祭り

日が暮れかかり、あたりが暗くなり始めると、次第に人の数が増え、それと共に、警官の姿も。毎年200名体制なのだそうだが、今年は即位の礼と重なったため、かなり少な目の警備体制だという。

厳重な警備体制

我われもお弁当をいただき、それぞれの持ち場へと向かう。夕闇が深まると、ポツポツと松明に火がともされる。山間の街に観光客の姿も少なく、実に静か。(この写真、心霊写真みたい…ちゃんとこの方いらっしゃいましたので。為念。)

通りのいたるところで松明に火がともる
大きな松明は男4-5人で掲げる。子ども用の松明もあり、大人たちが手伝いながら、「サイレイヤ、サイリョウ」(「祭礼や、祭礼」ということらしい)と掛け声をかけながら街中を練り歩く。
灯がともる
各所でともされた松明が鞍馬駅前に集結する。女性たちは火の粉をかぶる男たちに水をかけ、やけどを防ぐ。それでもとても熱かろうと思う。中に耐え切れなくなったのか、松明を倒してしまうことも。しかし、そんなこともものともせずに祭りは進む。
クライマックス@鞍馬駅前

次々と集まる松明
今回は終了までいられなかった(時差ボケで体力的にしんどかった…)のが残念だったけど、こうして祭りはクライマックスを迎える。この後神輿もでるのだが、もちろん見られず、これが残念…
鞍馬寺に集まる松明
帰国直後でどうなることやら…と不安の中の参加でしたが、邪気を払う松明の火のおかげで、その夜はぐっすり。時差ボケも吹っ飛んだ気がします。祭りに来て神輿も見ずに…というのが残念でした。来年は、ぜひ最後まで。


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