短い滞在だったけど。

5月29日に到着して、6月7日に出国。10日間ほどの短い調査だったが、無事に体調を崩すことなく今回の調査も終えることができそうだ。今回の滞在にやったことはあまり話せることがなくて、ブログのネタに困ってしまうのだけど、まあ、なんとか終わった、という、なんともあいまいな印象、としか言えない。

僕の場合、フィールドの充実の度合いは、野帳(フィールドノートと言ったり「京大ノート」と言ったりする)がどれくらい消費されるかで測るのだけど、今回は本当に消費量が少なかった。期間が短いこともあったし、上司が一緒だったこともあり、アドミニストレーションやら通訳に費やす時間が多かったこともあったからなのだけど、それにしてもノートがスカスカ。なんか、会社員時代の出張のような感じだ。普段なら、忘れないうちにつけておくものなのだけど、あまりにノートが取れなさ過ぎてほとんど追加情報がない。

関係各所との新たな関係性ができたし、本来のミッションは無事にこなせたので、それはそれでよいことなのだけど、やはり新規データの欠落が「せっかくこんな遠いところまで来ているのに…」という思いを呼び起こす。朝から晩まで上司といて、本もまともに読めなかったし、論文も進まなかった…

できなかったことを数えると凹むけど、仕方ない…




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