あれから

研究者としての幅を広げる、その時のポジションより少しよい待遇を求めて、そして、研究者としての寿命を少し伸ばすため…こんな動機からちょっとしたつまみ食いくらいのつもりで食いついた広島のポジションでした。自分の能力の低さや、オールラウンダーでありたいと思った自分が意外にも何もできないことを痛感させられた2年間を経て、そこでの多くを失い、2018年度は自分のキャリアと、家族を路頭に迷わせることになった1年でした。それでも、年老いた自分の母親に数か月間ではあったけれど、孫との生活をプレゼントできたこと、すっかり老け込んだ母が少し元気になったこと、弟が少し刺激を受けてくれたこと、そして、自分で自覚できていなかった自分自身の疲弊を回復できたこと、悪いことばかりではなかった1年間でもありました。当初掲げた博士論文はまだまだ道半ばですが、先日お知らせしたような単著が1冊、共著が1冊でき、調査の方もまずまず充実したもので、これからの仕事の下地も少し作れもしました。

そして、今更ですが、2018年の夏ころから少しずつ動き出したプロジェクトに身を投ずるべく、1月の末に再び京都に戻ってきました。そのプロジェクトは、日本の大学初のアフリカ出身の学長となられたウスビ・サコ先生の京都精華大学に新設される「アフリカ・アジア現代文化研究センター」の設立にかかわるものです。そして、その合間に古巣の地球研にも勤務させてもらうことになりました。かなり強引にこの時期の転居を決めましたが、自分なりにこの数か月の環境を読み取り、このあたりが時期だろうという分析を元に決めました。本当に周囲の皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ないのですが、でも僕のHelp!を読み取っていただけた皆さんに感謝しています。生活の面ではまだ予断は許しませんが、まずは生活を安定させ、そして、さらに発展させて楽しいこと、たくさんやってきたいと思っています。

引き続きご贔屓いただけますと幸いです。

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