卒業式

暖かい日差し、命の息吹、そして「ケジメ」の季節。3月は微妙な季節。新しい何かへの希望と別れの寂しさが日々入り混じる。

3月25日。僕の所属する大学でも卒業式があり、卒業生による謝恩会があり、そして追いコンがあった。

今年も頑張った修士号取得者を祝った。地震のこともあり、すこしゴタゴタはしたが、とてもいい一日だった。

そして、数日後には僕にとっては何年間も机を並べて切磋琢磨した同期がそれぞれの形で巣立つ。きっと、これで関係性が終わるわけではない。でも、振り返ればそこにいた人がいなくなる。まだ喪失感はない。でも、いつか、そんなことを感じることも出てくるだろう。

そして、いつの間にか、普段研究室にいる同期入学は僕一人になった。一番先に出て行くつもりでいたのに、最後の最後まで残ってしまった。いろいろと浮気をしてきた…、いや、そもそも研究に向いていないために、いつの間にか研究に遅れが生じているのだろうか…なんていうとてもネガティブな考えも生まれなくもないのだが、いずれにしても、なんとなく孤独感もある。

毎年訪れるこの時期。感じ方はその年それぞれだったけど、今年は特に感じ入ってしまう。

でも、とにもかくにも、修士課程を修了した人も、またどんな形であれ違う環境で新しい道を進む人も命あってのもの種。どうかどうか、元気で過ごしてください。そして、益々発展しますよう。

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