ラマダン終わる。

一昨日ラマダンが終わった。

一応2日間ほどお付き合いさせていただいたが、僕には拷問以外の何物でもない。なので、なるべく他のムスリムたちの前では飲み食いしないようにしていたけど、いろいろ言い訳しながらちゃんと飲み食いしていた。


しかし、ラマダン後のお祭りは礼拝(これが大事だったのに…)以外は参加してみた。と言っても、アミノゥの家のパーティに参加しただけなのだが。
アミノゥ宅は、割かし大家族。3家族が同居していて、総勢12,3人。家族と言っても、それぞれが独立家計で、何やらバラバラといろんなものを作っている。見ていて、面白かったのは、家庭内で食べ物の交換がなされていること。アミノゥ作の甘くないビサップジュースを隣の弟の家に持っていくと、おんなじビサップが返ってくる。ただ、味が少々異なり、弟家のビサップには、パイナップルシロップが入っていたりする。
飯食ってお茶飲んで、という、どのお祭りでも似たような行動をするのだが、オヤジさんの昔話とか、アミノゥのザングエテン時代の話によれば、つい7年ほど前までは、ラマダン明けのお祭り、タバスキ(ラマダン明け後40日)、バプテムは1週間お祭りが続いたそうだ。そして、食事の交換もそれくらい続く。ずいぶん牧歌的な話しだが、やはり時代だろうか。今では到底そんなことは考えられない。
そうこうしているうちに日が傾きかけたので退散したのだが、まあ、とりあえず、大手を振ってメシが食える、気を遣わずに生活ができるので、それだけでも楽ちんになった。

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コメント

  1. ラマダーン、お疲れさまでした。心配していました。2日だけ頑張ったとは荒熊さんらしいと思います。私なら半日もちません。息子は、ラマダーンどころか、イェルサレムの飯に何度行っても、まいっていうようで、試験が終わったらバルト三国に退避するとか言っていました。その後台湾で死ぬほど屋台の飯を食べたいとも言っているようです。

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  2. katabira no tsujiさん
    ご無沙汰してしまいました。
    ラマダン、まだ雨期の今なのでずいぶん楽だったのですが、乾期のくそ暑い時期なら死人がでるそうです。
    息子さん、ご飯のおいしそうな地域に居るのに…バルト三国の方がつらそうですが…ソーセージとビールですかね??

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