Bobo Diulasso, Banfora3

いよいよバンフォラへ。ブルキナファソの西側はボボまでしか行ったことがなかったので、ここからは初めての行程。
ボボディウラッソは台地になっている。何とか地溝帯というらしいが詳しくは忘れてしまった。台地を下りだすと、グリーンの絨毯のようなサトウキビ畑が広がる。「ブルキナじゃない!」が感想。
実は上の写真は後で紹介するドームから撮ったものなのだが、イメージ的にこんな感じ。ボボに向かうに従って緑が増えた、と言ったけど、その比ではない。


車から撮った写真。奥に見えるのがボボの台地。本当に目に優しい。

バンフォラでは、こちらの知人に「是非に」と言って進められた、Canne a Sucreというホテルを取った。ちょっと奮発したけど、フランス人経営らしく、部屋が非常にきれいで、びっくりした。ここに投宿して、少し街を回ることに。そのうち、6時を過ぎ、Kさんのリクエストで、夕陽を撮りに行くことになった。
電線が邪魔、ということで、電線がなくなるところまで車を走らせる。水田の中にヤシの木、その先に見える稜線…肉眼で見ているときれいで、目に焼き付けよう、そして、写真に残そう。隣にはプロのカメラマン、ということで、少しご指導を願いながら写真を撮ってみる。
ああ、真っ暗…
少しは雰囲気が伝わるかな…

翌日。お決まりだけど、観光コースを行く。最初にカスカッド(滝)を見に行くはずだったが、道を間違えて先にドームに行くことになった。我々も、その偉容に興奮したが、一番盛り上がっていたのはアブドゥル。スルスルとドームに登ってポーズ。
ブルキナ+観光=ちゃっちい。
という方程式で考えていたら、なんのなんの。このドームなぞ、奥行きがあって、なかなか立派な観光コース。トレッキングができるくらいに整備してくれるといいのだけど、そこらへんに危なそうな虫の死骸が転がっていて、草の生え具合を見ていると、蛇もいそうだし…とあんまり奥に入ろうという気にさせない。それはそれでいいわけか…

そして、カスカッド。またここに来るまでに道に迷いながら来るわけだけど、それもそのはず。もう身の丈2,3mもあるサトウキビ畑の間を抜けてくるので、どこもかしこもおんなじ景色。先も見えないし、どうしようもない。アブドゥル曰く、ガイドを雇ってもドライバーが道を覚えられないようにガイドするのだとか。
最終日は大急ぎで回ることになったが、まあ、ちょうどよかったのでは。【つづく】





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