ブルキナファソで非常事態宣言
明けましておめでとうございます。 新年早々ですが、ブルキナファソが若干きな臭いので、いくつかのニュースを書き留めておきます。いわゆる「ジハーディスト」「イスラミスト」と呼ばれる過激派による襲撃が頻発しているようです。 ロイター(2018年12月31日)によれば、2016年1月にワガドゥグ中心部で30人の死傷者を出したテロ以降、 Jama’at Nasr al-Islam wa al-Muslimin (JNIM)によるマリ国境を中心とするブルキナファソ国内での襲撃が激化している。 Fasonet 20190101(http://lefaso.net/spip.php?article87271&fbclid=IwAR1eSH0Qu1s_xhssrkCNdzddxSZlWqJ_UJ3swsCtwVQQ3-5TSe_wERlvlaA) 12月28日にはトエニ(Toeni、同国北西部)で10名、31日にはイルグーフルベ(Yirgou-Foulbe、Centre-Nord)で13名の死者をだしたように、イスラミストの影響は拡大している。それまでのイスラミストの襲撃は北部に集中していたが、次第にトーゴ、ベナン国境に拡大し、二つ目の危険地域を形成し、28日の北西部トエニでのテロ発生を受け 、ブルキナファソ政府は、非常事態宣言を発令し(12月31日)、7つの州*(région*, Haut Bassins、Boucle du Mouhoun、Cascades、Centre-est、Est、Nord、Sahel、上図参照) の軍備を増強することを決定した。 ( 2018年12月31日 France24) France24によれば、2015年のワガドゥグのテロ以来、こうしたテロによる死者は270名を数えブルキナファソは大きな痛手を受けている。 2018年12月31日 France24 (https://www.france24.com/fr/20181231-burkina-faso-etat-urgence-plusieurs-provinces-violences-jihadistes?fbclid=IwAR1TO5tClpSx52WODcOKJjhZwIyzpBB989fB05pT16Wajh4gaKJmVZRPxsA&ref=fb_
うーん。よくわかりませんが、自分の体験から、乗ラクダの際、あんまりスピード出すな、落ラクダするぞ、という意味でしょうか。
返信削除tsujiさん
返信削除いえいえ。「Foula=帽子」です。そして、少し比ゆ的に使ってます。分かりますか??
熱中症予防ですかねえ。あんまり比喩的ではないですねえ。
返信削除フラニ語、ハウサ語の世界なんですね。先日、京大の公開講座で少し学びました。
ところで、今日付のブログで、足踏みポンプの話を書きました。ニジェールやブルキナでも投資している農家があるようです。
tsujiさん
返信削除ブログ、拝見しました。こういうの、いろいろありますよね。でも、よく考えれば、アフリカの人、別にボーっとしているわけではなくて、いろいろ工夫しているもんです。
それで、答えですが…コンドームをつけましょう、というキャンペーンのポスターでした(笑)。はじめ、僕も何の看板だか想像もつかなくて、現地の人に聞いたら、笑いながら教えてくれました。ただ、フラニのシンボルとも言うべき、帽子をこれに使われたもので、フラニからはずいぶん評判が悪いのだとか。西アフリカという広域でみれば巨大民族のフラニですが、もっと小さいエリアで見ると常にマイノリティで、こういうところは泣き寝入りらしいです。
また教材に使わせてもらいます。(笑)
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