【食文化シリーズ】Soup Kandja(スプ・カンジャ)
20160812@ダカール(@3,500Fcfa!たか!) |
こちらも今更なセネガルメシの代表格の一つ。スプ・カンジャ。オクラ・ソースだ。なぜか、セネガルに通う人たちは、「スプ」と書く。「スープ」じゃないのか?フランス語の綴りも一緒だし、セネガルの人の発音を聞いて「スプ」とも「スープ」とも聞こえる。なんでわかりにくい方をとるのか…こんなことはどうでもいいのだけど、西アフリカでも独特の地位を占めるセネガルをフィールドとしていることへの誇りからか、指摘してもみなさんまったく変わらない。
料理ですが、見ての通り、真っ赤なパームオイルに充たされた、決してヘルシーな感じはしない。オクラを細かく刻み、トマト、魚出汁、パームオイルで煮たソース、いや、スプか…これをメシにぶっかける。この時に食べたのは、高級スプ・カンジャなので、写真の通り、でかいマトン肉が入っているが、その辺の食堂で食べれば、肉片すら入っていないことが多い。でも、この油にしては、オクラのツルツル感でそれほどギトギトした感じはない。さっさとメシを済ませたいときにはなかなか優秀だ。
ブルキナファソあたりでは、オクラはトによく添えられるし、農家はみな乾燥オクラを作って、乾季にもよく食べるから、日常食だけど、そういえば、セネガルはあんまり作ってない。乾燥オクラ、どれくらいストックしているんだろう?こういうのも調査のタネやね。ちょっとまとめてみよう。
そんなわけで、また何度かセネガルメシシリーズが続きます。
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