投稿

2月, 2026の投稿を表示しています

親子サッカー

イメージ
昨年からキイチロウは放課後に週1回サッカーをするようになった。なかなか外で遊ぶことが難しくなった昨今、体を動かすのは親としても嬉しい。仲の良い友達たちと一緒にひとしきりサッカーに勤しみ、うちを行き来するようにもなり、「小学生」を謳歌している。 数週間前、連れ合いから「親子サッカー」なるものがあるとのことで、あまり何も考えずに諾の返事をしておいた。本当にあまりちゃんと考えることもなく、ぼんやりとキイチロウのサッカーを「見に行く」程度だと、思い込んでいた。 そして、当日…前の日にイベントで遅くはなったが、論文で詰まっていることもあり、午前中に泳ぎに行こうかと思うと連れ合いにいうと、怪訝そうな顔をする。まあ、気にしても仕方ないので、すっかりそのつもりでいると、「親子サッカー」の予定を色々とインプットしてくれる。「えっ?なんで着替えないといけないの??」「だって、「親子サッカー」だよ」「えっ?!もしかして俺もやるの?」…チーン。 行く前から筋肉痛確定。それ以前にケガをさせない、ケガをしない、熱くなり過ぎない、と言い聞かせ、いざ… 約20年間ラグビーをやってきて、体を動かすことにはそれほど苦手意識はなく、むしろスポーツは好きな方。ずっとジムには通っているものの、水泳でゆったりと体を動かす程度で、瞬発的な動きなど何年もやっていない。ゲームが始まると、小学生の機敏な動きに翻弄され、おそらく10歳以上若いほかのお父さんたちにも到底ついていけるわけではない。足はもつれ、横の動きについていけずに変な転び方をし、酸素不足で視界が白くなっていく…長年のラグビーの貯金と体が動いていたころの記憶がまだ少し残っているのか、こうした体の様々な変化を(ここだけは冷静に)感じながらプレーしていた… 結果。10分×2×2+7分×2×2の4ゲームにフル出場した。今、書いてみて、1時間以上サッカーできたので、まだまだいける、と思ってしまっているが、まあ体はボロボロ。軸足の右足に体重をかけすぎ、炎症を起こし、その翌日には痛風の発作を誘発して足を引きずる羽目に。しかし、筋肉痛は比較的軽微で、右足をさすりながらも、また「まだまだいける」と…幻想か… その夜、へとへとになった父ちゃんにマッサージを申し出てきたキイチロウ。喜んで受け入れると、なかなかに効き、マッサージをしてもらいながらウトウト…いつしか心地よい疲れと...

【業績】月刊「地理」2026年3月号 「西アフリカ半乾燥地の都市と農村の食─伝統と近代が混交する食卓」(特集 アフリカの食文化 変わる都市と農村の食)

イメージ
  おそらく今年度最後の業績です。またまた食文化に関する短報ですが、中高の社会科の先生方がよく読まれる、という月刊「地理」への寄稿となり、まだまだマイナーなアフリカの食文化研究を広く読んでいただける、というのは大変意義深いことです。 このお話をいただいた時、実はかなり途方に暮れていました。今年度だけで、6本(現在7本目の原稿を書いています)の食文化ネタ。さすがにネタが尽きているように思いました。ただ、「都市と農村」という補助線が入ったことで、書き進めるうちに次第にイメージができていき、自分自身としては、かなりお気に入りの原稿になりました。 今回書いたのは、またまた「スンバラメシ」のことなのですが、スンバラメシの要素を大まかに分解すると、比較的新しい食材であるコメと、伝統的な食材であるスンバラで構成されるわけですが、この出会い(マリアージュ、で合ってるのか?)がブルキナファソの食文化に大きな影響を与えている。編者の藤岡さん、藤本さんには、「都市と農村で差異を伴いながら交流し、多様な食材が行き交うなかで、新たな食文化が育まれている。グローバル化という枠組みだけではとらえることができない、よりダイナミックな展開が生じている」(18‐19)と解説していただいています。この原稿を書く上で、特に勉強したのは、ブルキナファソの米の供給と消費のことでした。統計資料を見ていると、やはり、ある時期から供給も消費も大きく伸びていることが分かり、現在ではかなり手に入りやすくなっているのがわかり、この地域の食文化における米の位置づけが確認できたのは、今後の研究にも寄与しそうです。 ご関心のある方はぜひともお目通しください。 ※詳細は以下の古今書院さんのWebから! https://www.kokon.co.jp/book/b673699.html

社会実践力育成プログラム・国内ショート(アジア学院)2025年度

イメージ
でかいニンジン。今回のアジア学院の滞在では、1か月分くらいニンジンを食べたのではないかと思います。たっぷり有機の栄養分を含んだ土で育ったニンジン、特に生のものは本当に甘くてフルーツのようでした。 さて、今年度もアジア学院のプログラムを実施しました。今年度は3名の履修者がいたものの、最終的にプログラムに参加したのは1名のみ。例年のインタラクションの多いワークショップ形式のプログラムは難しく、ひたすら農作業に勤しむこととなりました。学生のいないアジア学院、冬の凛とした空気の中の静寂の中、たっぷりと土と向き合いました。 薪を割り、鶏に餌をやり、ヤギを追い、ニンジンを収穫し、畑の草を抜き、いつものように、大豆の選別をしました。アジア学院の理念を学ぶ、という、民主的な社会を築くための理念を言葉を紡ぎながら学ぶ例年のキャンプとは異なり、非言語的な光景からたくさんのことを学んだ気がします。 20数年前にアジア学院に来るとこんな感じだったな、というノスタルジックな気持ちを持ちつつ、うまくゼミと結びつけられないか、ということを考えていました。 その昔、恩師の森本先生は、ゼミ合宿をアジア学院でやっていて、朝晩の食事の前だけ農作業をし、そのほかを卒論やゼミ論のディスカッションとしていた。現在は、こうした枠組みのキャンプはなくなってしまったのだけど、土に触れるという行為は、都会で暮らす我われにとっては非日常。今回もそうだったが、土に触れることで普段の食がどこから来ているのか、ということを再認識させる。これだけでも、アジア学院での数日間は大きな意義を持っている。窓口になってくれている山下さんには迷惑な話であることは間違いないのだけど、少しカスタマイズさせていただけたら…などとと思っている次第。 ここまで冬を中心にプログラムを行ってきましたが、2026年度は夏の開催をもくろんでいます。たくさんの学生に参加してもらえたら、と思っています。

2026年度 卒業・修了発表展

イメージ
 すでに始まっていますが、2月11日~15日まで「卒業・終了発表展」が開催されます。各学部学科研究科の卒業制作、卒業論文が一般公開されます。これは、自主的な企画ではなく、しっかり単位が付き、学生たちはこれを目指して卒業論文・制作にあたります。私のゼミの学生たちも、卒業論文、フィールドワークの報告など、非常に頑張って仕上げました。 私自身、こうしたイベントごとの期間は、たまっていた仕事をこなしたりしていましたが、今年度は何と実行委員として、バタバタと作業をしていました。お祭りを仕込むようでなかなか楽しかったり、展示を裏側から支えてみると、今まで知らなかったこと、たくさん学べています。キュレーターの仕事をアシストして、体を動かす機会も多く、毎日寝つきがよいのも嬉しいところ。 詳細は以下のWebより。奮ってお越しください。 https://seikaten.kyoto-seika.ac.jp/