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CAACCS(アフリカ・アジア現代文化研究センター)企画展「アフリカ・アジアへの誘い」(1月25日~2月16日)

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着々と準備が進みました 本日から約1カ月間、京都精華大学情報館において、「 アフリカ・アジアへの誘い 」展を行っています。お申込み等、必要ありませんので、お散歩がてらいらしてください。 この展示は、本学のアフリカ・アジア現代文化研究センターのメンバーの研究の紹介、各地の食文化の写真の展示、また、少しモノもおいています。それほど大きなものではありませんが、なかなか見ごたえがあると思います。 いらっしゃる際はどうぞひと言お声がけを。研究室でコーヒーを淹れてお迎えしたいと思います。

【映画】『劇映画 孤独のグルメ』(松重豊 主演/監督)

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新年1本目は『孤独のグルメ』の劇場版。年明け、一人でおせちをいただきながら、今更正月番組もな…と思い、『孤独のグルメ』を見ていたら、新年早々に劇場公開されるのを知り、早速行ってきた、というわけです。 個人的にはいつもの「腹が減った…」(上のポスターの左に「腹が減った」という雲がありますね)から、メシ屋を探し、周りの客を観察しながら行き当たりばったりで食べて…という流れが何本か重なっているだけでも良いな、と思っていたら、思いのほかの大仕掛け。フランス、韓国、五島列島と、いろんなところに行く。何本かの人間の線をスープでつなげる、面白い作りだったが、最後にできたスープの味が想像がつかず、リアリティが持てなかった。エソ(だった?)という、なかなかお目にかかれないものではなく、最高の煮干し出汁などくらいにしてくれれば、もう少し感情移入できたのだけど。これはこれで面白かったけど、普段のテレビの作品の方が私のテイストだと思いました。 誰も死なず、誰も傷つかず、メディア自体が平和でない昨今、ある意味一番平和な作品にあたったかもしれません。  

【日本のアフリカンレストラン】⑤コシャリ屋コーピー@錦糸町

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  コシャリ屋コーピーさんWebより コシャリ…音としては知っていたものの、食べるのは初めてでした。コシャリとは、以下のような料理です。 お米・ショートマカロニ・スパゲッティ・バーミセリ・レンズ豆・ひよこ豆をベースにスパイスを利かせたトマトソースを乗せ、好みで酸味ソースのダッアと辛味ソースのシャッタをかけながら混ぜて食べるエジプトの国民食です。 (コーピーさんウェブサイトより) ブルキナファソ大使の公邸料理人の佐藤さんにお連れいただきました。帰国直前にも関わらず、ありがとうございました。(そして、なんと、加藤前大使まで登場という…正月番組のような展開となりました) 手の込んだ調理、膨大なスパイスを使用するイメージのあった中東料理で、これくらいジャンクなものがあることに安心した(ちょっと変?)のですが、コーピーさんの豊富なトッピングの豊富さはなかなかに面白い。特に、エジプトっぽいのは、モロヘイヤでしょうか。 注文したのは、「クレオパトラ・コシャリ」。フレッシュトマト、モロヘイヤ、さらに、フライドオニオンがトッピングされている。それにトマトソースをかけ、さらにダッアを大量投入(エジプトでは酸味を思いきり効かせるらしい)。 お味はなかなか。あまりジャンクな感じがしない。よく考えたら、若干脂っこいものの、他のアフリカンに較べればカワイイもので、野菜もそこそこに摂れ、意外にヘルシーかも。その後、ラクダ肉とお茶をいただきコンプリート。 単品では、若干量がかわいかったが、1000円せずにそこそこ腹に貯まる。ジャンクフードとして正しいし、これ、本当にもっと広がってほしい。少量だと手間がかかるだけだが、原価はかなり安いはずで、大量に作って安く売れば学生街で人気になるのではないだろうか。 https://kushari-kohpea.com

明けましておめでとうございます

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下鴨神社にて 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 1年半ほど前にブログを復活させ、以来、50通ほどの記事を書きました。執筆欲を維持するためには、どんな文章でも書き続けておかないとすぐに感覚が鈍ってしまう。ただ、原稿が詰まっているときは目がショボショボしたり、脳みそがオーバーヒートしてしまって、全く手が動かないときなどがあり、書くに書けない日もあり、文章を書くことに体力や調整能力が必要なことを感じもしました。 昨年元旦の能登半島の地震と豪雨災害、ガザやウクライナ、そして、西アフリカのテロと、不穏な情勢が続く中ではあり、思いを馳せながら新年がよりよい年になることを祈念しつつ、無事に年が越せたことを慶びたいと思います。 一部自作のおせち 今年は原稿が多くあること、その他、借金がたくさんあったため、連れ合いと貴一朗は福岡へ、私は京都に居残りで作業を進めることにしました。後半に調査を入れたので、現在一連の予定が終わり最後の夜を迎えています。 とはいえ、久しぶりの京都の正月、ということもあり、少し雰囲気づくりをすることに。まず、おせちを用意。ほぼ全部買いましたが、田作りと筑前煮、あとは雑煮(赤味噌にしたった)を自作。お屠蘇替わりの純米酒。さらに、大晦日は学生と除夜の鐘を聞きに知恩寺へ行き、元旦には下賀茂神社へ、とすっかり正月を満喫しました。 まったくです… そんなわけで「借金(遅れた原稿)」まみれは変わらぬまでも、新年を演出したことで心機一転(できたと信じたい…)。抱負もなにも、今年は、まず引き続き借金返済を続けていくのはもちろんですが、また少し新しいことをはじめようと思っています。何か面白いことになるとよいのですが。具体的な話はまたおいおい。 どうぞ、今年もご厚誼いただけますと幸いです。皆さまも素晴らしい1年になりますように。  

卒業論文(2024年度)

今年も卒論の提出日を迎えました。まだ全員提出…というわけにはいきませんでしたが、7名中6名が無事に提出しました。来週にはもう一人も提出できる予定です。今年の7名は、私のゼミ生としては2期目ですが、グローバルスタディーズ学科の第1期生。最初の卒業生です。 昨年 とはまた別の思い入れがありました。 毎年のことですが、それぞれの学生の関心が異なり、あるディシプリンに寄せることはしていないので、多様なテーマがあります。今年は、親族論、ファッション、流通、中国在留邦人、中等教育、在日コリアン、観光と多様なテーマが揃いました。学生とディスカッションしながら私自身も学び、とても面白い事実や資料を見ることができました。学生たちに感謝です。 去年も最後の2カ月くらいでゼミの結束が強まったように感じていましたが、今年は元々仲が良い学年だったのが、さらに強い絆で結ばれたように思います。最後の2週間、私の個人的な都合(言えないやつや博論やらほかの原稿やら…モニョモニョ)もあったのですが、ピアレビューを取り入れて学生同士で読み合わせをする時間を取るようにしました。なんと最後は自主ゼミを毎日のように開き、コメントを付け合い、というサイクルが出来上がっていました(かなり感動モノでした)。 残り数か月ですが、最後まで学生生活を謳歌してほしいと思います。

【映画】「荒野に希望の灯をともす~医師・中村哲 現地活動35年の軌跡~」(日本電波ニュース社, 88分)

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 今年は忙しい中、割と映画が見られているのがうれしいです。 12月4日は中村哲さんが凶弾に倒れて5年目なのだそうです。SNS上には、中村さんのような政治家が…とか、国民栄誉賞を…とか、いう賛辞の言葉が躍っていましたが、私はそんなことは微塵にも思いませんでした。清廉潔白で、利他的で、さらには頭脳明晰、どんな職業であっても成功すべくして成功した方のはずですが、大変幸いに「医」という人を癒す仕事に進み、その究極を突き詰めた方ではないかと思います。 中村さんにとっての「医」とは何だったのか? 上医、中医、下医という、「医」の考え方があります。 中国の陳延之の著書『小品方』に由来しているそうですが、一番有名なのは、「上医は国を治し、中医は人を治し、下医は病を治す」というもの。ほかにも、こんな会社くがあるそうです。 その1、 上医はいまだ病まざるものの病を治し、中医は病まんとするものの病を治し、下医はすでに病みたる病を治す。 その2、 上医の勤勉な医者は、毒さえも薬となして人を助ける。中医の凡庸な医者は、薬を薬として使って人を助ける。下医の怠惰な医者は、薬を毒となして却って病を重篤にする。 その3、 化学合成薬を使って治療する医師を下医と言い、漢方医のことを中医、そして食事で病気を治す人を上医、つまり食医と言う。 ( たかすぎ内科クリニックウェブサイト より) 医師にも関わらず、地形を学び、土木技術を学び、現地の言葉を学び、そして、約230haの砂漠を緑に変える…こんな評価をしてしまうことすら烏滸がましいですが、上医中の上医と言えるでしょう。そして、下の記事を見ると、次世代も育ち、中村医師亡きあとも地道に活動を続けられているあたりは、ペシャワール会の組織としても大変高く評価されるべきだと思います。 そして、私も長く砂漠化対処には関心を持ち、「緑のサヘル」というNGOに関わっています。コロナの影響で活動はかなり縮小しましたが、そうした視点から見ても、中村哲さんの見通しや行動力は、およそ我われ凡人にはたどり着けない境地におられたことを実感します。 昨年、中村哲さんのドキュメンタリー映画(この映画の劇場版)が公開されました。今回見たのは、そのDVD版です。言わずと知れた、食が紛争を止める、という食こそが平和の根源、という中村哲流の哲学が、体現していく様を大変わかりやすく映像に...

大きくなりました

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早いもので、もう12月に入りました。「師走」とはよく言ったもので、机の前から離れられないので走りはしませんが、ものすごい勢いで流れる時間に抗うように、何とか来年に積み残しないよう、日々、何かよくわからないものと戦っています。 さて、そんな中ではありますが、ブログのタイトルを見たら、貴一朗のことも…とか書いているのに、何年も書いていませんでした…ちょっとだけ写真を載せておこうと思います。 これは一乗寺フェス(2024年10月)の写真です。昨年も参加したこのイベント、同僚の安田さんがかかわられていることもあり、サクラ兼です。 その次は、2024年11月。二人で買い物のために道頓堀に。派手な街並みを楽しみました。 毎週日曜日は水泳に通っていますが、そのあとのランチ。もう大人と同じ辛さのカレーうどん、もちろん食べる量は父親譲りで、普通に大人の1人前。 近くの赤宮神社に奉納した書道をバックに。なかなか力強いよい字が書けました。 来年2月で9歳になります。こういう記事を書いていると、ここまで無事に大きくなったことが益々感慨深くなります。親ばかですが、素直で明るくて元気なので、なにを言うこともありません。このまま、大きくなってくれるとよいな、と思っています。