ロイター(2018年12月31日)によれば、2016年1月にワガドゥグ中心部で30人の死傷者を出したテロ以降、Jama’at Nasr al-Islam wa al-Muslimin (JNIM)によるマリ国境を中心とするブルキナファソ国内での襲撃が激化している。
12月28日にはトエニ(Toeni、同国北西部)で10名、31日にはイルグーフルベ(Yirgou-Foulbe、Centre-Nord)で13名の死者をだしたように、イスラミストの影響は拡大している。それまでのイスラミストの襲撃は北部に集中していたが、次第にトーゴ、ベナン国境に拡大し、二つ目の危険地域を形成し、28日の北西部トエニでのテロ発生を受け、ブルキナファソ政府は、非常事態宣言を発令し(12月31日)、7つの州*(région*, Haut Bassins、Boucle du Mouhoun、Cascades、Centre-est、Est、Nord、Sahel、上図参照)の軍備を増強することを決定した。(2018年12月31日 France24)
11月29日にブルキナファソの大統領選挙が終了。決選投票が12月か1月にあるかも…という情報もあったが、写真のRoch Marc Christian Kaboré(ロッシュ マルク クリスティアン カボレ)氏が53.49%の得票を得て当選。おそらく、過半数以上を獲得したため、決選投票はなく、カボレ新大統領が誕生した。2位はZéphelin Diabre(ゼフェリン ジャブレ)氏で29.65%。
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