半分ブルキナベ

2002年8月。会社で仲良くしていた後輩に会社を辞めることを告げた。

彼に語った夢。

「アフリカで飯を食っていきたい」

何で飯が食えるのか、想像力の乏しい僕は、さして具体的なイメージなどなかった。それでも、何とかかんとかブルキナファソに食らいつき、鶏肉の肉をほじるようにしゃぶりつくしている。

今日、ビザの更新のため、警察署に行った。もう何度も更新しているので、大概知った顔。飲み屋で会っても、適当に声をかけてくるほどの人たち。

今年からこちらで更新するビザの値段が跳ね上がり、今回は一番短い期間でお願いするつもりだった…

すると、職員の人から、

「もうお前はSejourのビザをやるよ。パスポート、いつまで?2015年までか、ラッキーだな。これで5年間、ここに来ることはないよ。」

と。そして、アミノゥから

「おめでとう。ムスリムになったし、これでほぼ完全にブルキナベだな。」

そしてさらに…毎回「今回が最後の長期滞在…」と思いながら出発するのに、また次回がありそうな話が出てきた。

何とかアフリカに喰わしてもらってます。

コメント

  1. musokorobaです。

    お元気そうで何よりです。
    日本の暑さにまいってます。
    たぶんそちらのほうがいい感じでしょう。

    んーなんともうらやましい話です。
    アフリカ人の夫はアフリカに喰わせてもらえません…

    不思議なんですよ。
    日本でも、アフリカンやってる日本人は食べられても、アフリカ人は食べられないんですね。
    本場なのに。

    ま、なんとかなるよ、と言いながら生きている日々です…

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  2. musokorobaさん
    こんにちは。
    日本にいるアフリカの人たち、本当に大変だと思います。勝手に「喰わして」もらってますが、なんなんでしょう?
    難しい問題ですよね…

    返信削除

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